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PHPフレームワークでCodeIgniter3をなぜ選んだか。

2018/6/6 - CodeIgniter, PHPWebアプリ , フレームワーク , PHP

今回の案件で、PHPフレームワークを使用するにあたって、CodeIgniter3を採用することになりました。

なぜ、フレームワークを使うことになったかですが、Accessで作成された社内アプリを作り直すのですが、フレームワークを絶対使わなくてはならないというわけではないのですけども、一度アプリをPHPのフルスクラッチで作成したところ、開発に時間もかかり、改変に弱いのです。細かいところまで、コントロールできるのはいいのですが。。

そこで、フレームワークを使うことにしました。

選定するにあたって候補は、いくつかありました。

Laravel  :人気急上昇のPHPフレームワーク
CakePHP :日本で定番のPHPフレームワーク
CodeIgniter :海外では人気。動作の早いPHPフレームワーク
FuelPHP :いいとこ取りで、日本で人気の比較的速度の早いPHPフレームワーク

Laravel

機能満載で世界的に人気があるので、そうそう廃れないでしょう。
少し使ってみた感じ、気のせいか、ASP.NET MVCっぽい気がします。
Microsoft系が苦手な人は抵抗あるかもです。
そういえば、Laravelの開発者が.NETフレームワークの開発に参加していたと聞いたような気がします。
良さそうでしたが、今回は、Excelからの入出力が非常に遅くてパスしました。
Excel入出力、XdebugがOffだと遅くないようですが、Offだとデバック厳しいです。。
Excelライブラリで頻繁に読み書きするような用途には向かない気がしました。

CakePHP

海外ではあまり人気がない方だが、日本では根強い人気のフレームワーク。
規約がきっちりしていて、チームだと良さそう。
バージョン2系はまだ人気ありそうだけど、互換性があまりないと3系はあまり人気がなく、Laravelに取って代わられそうです。
テストで使ってみたものの、動きがもっさりでパスしました。(テストは2系)

CodeIgniter

日本では人気がいまひとつだが、海外では人気のあるフレームワーク。
バージョン2系の時、ライセンスの問題で、人気急落。
現在の3系ではMITライセンスとなり、安心して使えるようになった。
規約がゆるく、Model(MVCフレームワークのMVCのMの部分で主にデータベース処理をまとめたところ )がなくても使える自由度の高さ。認証機能が標準じゃないのが残念なところ。
Composerがなくても、配置しただけで使える簡単さ。オフラインでも使えるところと、サクサク動く処理の速さが決め手でした。

FuelPHP

海外では人気があまりないが、日本では人気の、CodeIgniterや、他のフレームワークのいいとこ取りしたフレームワーク。
認証やORMを標準搭載したフレームワークで。有力候補だったんですが、インストールがうまくいったりいかなかったり。。
仕事で使うには不安になりました。うまく使えないだけでしょうか。。
とりあえずパスしました。良さそうなんだけどなあ。。

 

こんな感じで、CodeIgniter3に決まりました。
認証機能が標準搭載ではないのが残念ですが、後から追加もできるし、イントラネット用途なので、複雑な認証機能は必要ないですしね。
SQLビルダーや、ページネーションがあるだけでも、とても楽です!
でも、Excel頻繁にアクセスしないならLaravelも使ってみたいです。
そういえば、Laravelには、Lumenという軽量タイプのフレームワークもあるらしいです。
使ってみたい!

しかし、PHPはフレームワークが多いですね。
それだけ、シェアがあって、必要とされているんでしょうね。
Rubyに取って代わられると聞きますが、どうなんでしょう?周りであまり話を聞かないので実感がわきません。
Rubyはフレームワークで悩まなくていいのはいいですが、PHPもバージョン7になって速度も倍ぐらいになって、Wordpressも体感できるぐらい早くなりました。まだまだPHPは戦えます!!
PHPフレームワークはおそらく、Laravelが覇権を握るんでしょうが、個人的には、CodeIgniterも頑張って欲しいです。

 

 

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